オルタナティヴNEW KOFU LIFE

淡々とした生活の記録

2019年5月13日「どこでもドアが欲しいよ」

気づいたら日記が1か月ほど止まっていた。平成から令和に変わり、最初の投稿だ。

 

これまで幾度となく地元に帰るべきか否かという場面に直面して、その都度悩んだ挙句それとなくこの山梨の地に住むような選択をしてきたわけで。

 

結局のところ、この答えの無い問題を先延ばしてきたツケはそのうち回ってくるわけで。いつかは最終的なジャッジメントを自分で下さなければならない。

 

今日、親族から届いたメールで改めてこの問題に直面している。というか勝手にそう思い詰めてしまっているだけなのだけど。

 

ただでさえ、地元がすぐに帰れる距離でもなく、長男坊であるという逃れようのない事実。

 

この街に暮らし始めてもうだいぶ経つし、たくさんの知己ができたし、新しいことも始めた。今の仕事だってそうそう辞められない。だからこの街から離れたくないというのが本当に思うところ。

 

一方で、生まれ育った地元への想いだって当然あるわけで。散々、好き勝手やらせてもらった家族への恩義もあるし、去年他界した祖母への想いもある。いつかは実家を守らなければならない日も来る。そう考えると帰らなければという気持ちも浮かんでくる。

 

最終的なジャッジメントは自分次第。

 

自分次第とは書いたけれどね。そうそう簡単に答えなんて出せる問題じゃない。

 

果たしてこんな葛藤を抱えている人は世の中にどれだけいるのだろう。

 

その人たちはどんな選択をしているのだろう。

 

山梨も地元も諦めたくない。

 

どうすればいいのか頭を抱えながら5月の夜は過ぎていく。